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神奈川県弓道連盟 団体紹介

国立印刷局小田原工場弓道部


団体名 国立印刷局小田原工場弓道部
会員数 10名
役 員 部長 今井 光晴
副部長 加藤 忠雄
会計 中澤 和之

昭和16年 5月 製紙・印刷の一貫工場として印刷局小田原工場が創設。
昭和32年 5月 印刷局小田原工場弓道部創部。
当時は弓道経験者及び有段者等が少なく、初心者・入門者からの創部立ち上げであったので、小沼英治教士(*注釈有)を講師に招き稽古に勤しむ。
講師には、当弓道部発展の為に、多大なる御尽力を頂いた。(元職員部員・畠中勇氏談)
昭和34年 5月 『第1回 印刷局弓道連盟 親善弓道大会』開催。
昭和38年10月 第10回大会まで、年二回開催。
昭和39年11月 第11回大会より、年一回に改定し開催。


 国立印刷局には11機関(本局、研究所、諸証券印刷工場、製紙工場等)があり、そのうちの7機関に弓道部は在籍している。この7機関の総称を『印刷局弓道連盟』と言い、当工場弓道部は加盟している。この『印刷局弓道連盟』の会則の中に、『本会は日本弓道の精神及び実技の練磨を通じて、印刷局職員たる資質の涵養(カンヨウ)と会員相互の親睦を図ることを目的とする。』とあるように、目的達成のため次の行事を開催している。
(一)親善弓道大会 年一回  (ニ)交流研究射会 随 時  (三)定 期 総 会  年一回
 前項行事は機関輪番制で運営担当を行なっている。また、定期総会は親善弓道大会開催時に行なっている。当印刷局職員を退職され、現在教士六段鈴木三郎先生(小田原弓道協会所属)を講師に招き、定期的な講習及び、稽古を実施してきている。当部は前段にも述べたとおり、親善弓道大会及び、他機関交流研究射会を中心に、精神面・射技向上の練磨また、各行事の前夜祭等においての親睦を図ってきている。以前は、地域の射会・例会等にも参加してきていたが、局職務の製造体制の変更等から交代勤務となり、出場人数を確保する事が出来ず、これらに参加する事がなかなか厳しい状況となっている次第であります。今後は、県連行事にも積極的に参加していきたいと思っております。

*注釈 小沼英治 全日本弓道具協会初代会長;範士九段 明治43年2月1日誕生 昭和26年学校弓道実施許可と供に大学弓道部を創設し指導;昭和38年渡米、外国への弓道普及に尽力する。
 小沼英治 初代会長(アサヒ弓具工業梶jは、全日本弓道具協会の創設、発展にとても貢献された。英語に堪能で、終戦後禁止されていた弓道をスポーツとして認められるようGHQと交渉した。また政界との人脈もあり、取引高税の処理や高等学校における弓道の正科採択、日本武道館(青写真 アサヒ弓具工業所蔵)の建設にも貢献された。(全日本弓道具協会HP 全日本弓道具協会の創設と発展 より)

2012.8




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